1991年の近鉄バファローズ(1991ねんのきんてつバファローズ)では、1991年の近鉄バファローズにおける動向をまとめる。
1991年の近鉄バファローズは、仰木彬監督の4年目のシーズンである。
概要
前年連覇が期待されながらも西武の独走を許して3位に転落したチームは仰木監督のプロ入り同期で南海OBの皆川睦雄を投手コーチに、前年限りでオリックスを退団した住友平を打撃コーチに迎えるなど、コーチングスタッフを再編してシーズンに臨んだ。コーチ陣を一新したチームは4月・5月を貯金3で終えるが、西武の勢いが止まった6月に反撃を開始。7月からの2か月間で30勝11敗と大きく勝ち越して首位を守るものの、西武が9月以降反撃。チームは9月以降西武との直接対決で勝ち越せずそのまま首位を奪われ、最終的に球団新の77勝を上げながらも西武の2連覇を許した。投手陣ではエース阿波野秀幸が酷使などの影響で成績を落としたが、2年目の野茂英雄をはじめ山崎慎太郎・高柳出己・小野和義・佐々木修が1年ローテを守るなど強力で、特に野茂は2年目のジンクスが懸念されたがこの年も最多勝を獲得しチームの看板選手となり、防御率ベスト10に3人を送り込むなどチーム防御率は前年の4.34から3.46へ改善され、43完投はリーグ2位を記録。打撃陣では来日2年目のジム・トレーバーが石井浩郎に4番を譲ったものの、勝負強い打撃で打点王に輝くなどいてまえ打線は健在で、チーム本塁打・チーム打率はともにリーグ1位を記録したが、ラルフ・ブライアントが7月以降ケガで離脱したのが響き本塁打は前年の181本から157本へと低下した。
チーム成績
レギュラーシーズン
オールスターゲーム1991
- 選出選手及びスタッフ
- 太字はファン投票による選出、取消線は出場辞退。
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(130イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
打撃成績
- 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
できごと
選手・スタッフ
表彰選手
ドラフト
脚注
注釈
出典




