Debianインストーラは、Debianオペレーティングシステムをインストールするためのプログラムである。オリジナルはDebian 3.1(コードネーム:"sarge")リリースのために作成されたが、最初の「リリース」版を利用したのは、Skolelinux Venus (1.0)であった。このインストーラは、Ubuntuの2つの公式に利用可能なインストーラのうちの1つであり、もう一方はUbuntu 6.06(コードネーム:"Dapper Drake")で導入されたもので、Ubiquityと呼ばれる(それ自身、Debianインストーラの一部に基づいて作成されている)。
Debianインストーラはインストール時における設定処理において、cdebconfという、debconfをCで再実装したツールを使用している。オリジナルのdebconfはPerlが使用されているが、オペレーティングシステムのインストールというリソースが限られている環境には適さないため、このようになっている。
当初は、テキストモードとncursesベースのインストールサポートのみだった。のちにDebian 4.0(コードネーム:"etch")において、GTK-DirectFBによるグラフィカルフロントエンドが初めて導入された。
Debian 6.0(コードネーム:"squeeze")からは、技術的な問題によりDebianインストーラにはDirectFBの代わりにX.Org Serverが利用されている。
脚注
関連項目
- win32-loader
- Anaconda (インストーラー)
- Debian Live
外部リンク
- プロジェクトホームページ


![Install Debian 12 StepbyStep for Beginners [+Dual Boot]](https://www.debugpoint.com/wp-content/uploads/2023/11/Choose-graphical-install.jpg)
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