万場(まんば)は、愛知県名古屋市中川区にある町名。現行行政地名は万場一丁目から万場五丁目と富田町大字万場。住居表示未実施。
地理
万場一丁目から五丁目は名古屋市中川区の北西部に位置し、東は庄内川を挟んで中村区岩塚町、西は新川を挟んで吉津、南は長須賀、北は海部郡大治町大字砂子に接する。
歴史
町名の由来
『尾張国地名考』には本来の表記は「馬場」であり、略して「まば」と称したものとある。
沿革
大字万場
- 1889年(明治22年)10月1日 - 海東郡万場村が合併により、同郡万須田村大字万場となる。
- 1906年(明治39年)7月1日 - 合併に伴い、富田村大字万場となる。
- 1944年(昭和19年)2月11日 - 町制施行に伴い、富田町大字万場となる。
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 名古屋市中川区編入に伴い、同区富田町大字万場となる。
- 1983年(昭和58年)11月13日 - 中川区富田町大字松下の一部を編入する。また、一部が吉津一丁目および吉津二丁目、服部一丁目に編入される。
- 1989年(平成元年)10月8日 - 一部が中川区吉津三丁目に編入される。
- 1994年(平成6年)8月29日 - 一部が大地となる。
- 1996年(平成8年)1月13日 - 一部が万場一丁目から五丁目となる。
万場一丁目~万場五丁目
- 1996年(平成8年)1月13日 - 中川区富田町大字万場・富田町大字長須賀の各一部より、同区万場一丁目から五丁目が成立。
世帯数と人口
2019年(平成31年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。
交通
- 愛知県道115号津島七宝名古屋線
施設
万場一丁目
- 北畑公園
- 1989年(平成元年)4月1日供用開始。
- 愛知県営万場東住宅
万場二丁目
- 名鉄名古屋タクシー
- 天理教丸八分教会
- 天神社
- 国玉神社
- 覚王院
- 光圓寺
万場三丁目
- 郷内公園
- 1989年(平成元年)4月1日供用開始。
- 万場大橋緑地
万場四丁目
- 名古屋市立万場小学校
- 万場川東公園
- 1993年(平成5年)4月1日供用開始。
万場五丁目
- 八幡社
- 万場幼稚園
- 出口公園
- 1989年(平成元年)4月1日供用開始。
富田町大字万場
- 秋葉社
その他
日本郵便
- 集配担当する郵便局は以下の通りである。
脚注
WEB
書籍
参考文献
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
関連項目
- 名古屋市の地名
- 万場宿
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、万場に関するカテゴリがあります。

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