第12回東京国際映画祭(だい12かいとうきょうこくさいえいがさい)は、1999年10月30日(土)から11月7日(日)の9日間に開催された東京国際映画祭。
概要
東京の渋谷で開催された。会場には、オーチャードホール、シアターコクーン(以上Bunkamura内)、渋谷公会堂、渋谷ジョイシネマ(現・渋谷HUMAXシネマ)、渋谷エルミタージュ(現・渋谷TOEI 2)が使われた。
『ダークネス&ライト』(劇場公開題『最愛の夏』)が東京グランプリ、東京ゴールド賞、アジア映画賞の三冠に輝いた。
受賞結果
- コンペティション
- 東京グランプリ: 『ダークネス&ライト』(監督:チャン・ツォーチ(張作驥)、劇場公開題『最愛の夏』)
- 審査員特別賞: 『虹鱒』(監督:パク・ジョンウォン)
- 最優秀監督賞: マーサ・ファインズ(『オネーギン』、劇場公開題『オネーギンの恋文』)
- 最優秀女優賞: マリア・ガリアナ(『アローン -ひとり-』、劇場公開題『ローサのぬくもり』)
- 最優秀男優賞: カルロス・アルバレス=ノボア(『アローン -ひとり-』)
- 最優秀芸術貢献賞: 『ルナ・パパ』(監督:バフティヤル・フドイナザーロフ)
- 東京ゴールド賞: 『ダークネス&ライト』(監督:チャン・ツォーチ(張作驥))
- アジア映画賞
- アジア映画賞: 『ダークネス&ライト』(監督:チャン・ツォーチ(張作驥))
- スペシャル・メンション: 『DEAD OR ALIVE 犯罪者』(監督:三池崇史)
審査員
コンペティション
- 審査委員長
- カレル・ライス(映画監督)
- 審査員
- マリルー・ディアス=アバヤ(映画監督)
- ペーター・オールベック・ヤンセン(プロデューサー)
- フリオ・メデム(映画監督)
- 松坂慶子(女優)
アジア映画賞
- 審査委員長
- 崔洋一(映画監督)
- 審査員
- トニー・レインズ(映画評論家)
- ポール・イー(映画祭コーディネーター)
- 深津純子(朝日新聞記者)
- 平野博靖(キネカ大森支配人)
上映作品
コンペティション
シネマプリズム
シネマプリズム
アモス・ギタイ監督特集
アレクサンドル・ドヴジェンコ特集
レトロスペクティヴ ロベール・ブレッソン
ニッポン・シネマ・ナウ
ニッポン・シネマ・マスターズ
特別招待作品
外部リンク
- 第12回東京国際映画祭 - 東京国際映画祭 | 映画祭の歴史 - ユニジャパンによるページ
- 東京国際映画祭(公式サイト) - ウェイバックマシン(1999年10月22日アーカイブ分)
- コンペティション応募方法&規約 - ウェイバックマシン(2000年1月28日アーカイブ分)
- 上映スケジュール - ウェイバックマシン(2000年11月20日アーカイブ分)
- 第12回映画祭レポート - 10/31 - ウェイバックマシン(2001年2月24日アーカイブ分)
- 第12回映画祭レポート - 11/6 - ウェイバックマシン(2000年6月4日アーカイブ分)
- 第12回映画祭レポート - 11/7 - ウェイバックマシン(2001年2月20日アーカイブ分)
- 受賞結果 - ウェイバックマシン(2001年8月27日アーカイブ分)




