植木 莞爾(うえき かんじ、1945年 - )は、日本のインテリアデザイナー。日本人で初めてニューヨーク近代美術館のインテリアデザインを手がけた。また、スティーブ・ジョブスがApple Store1号店(アメリカ合衆国)をデザインするに当たって、最終段階で関わったことで知られる。

略歴

1945年、東京都で生まれる。

1968年に慶應義塾大学を卒業後、イタリアへ渡り、1969年にはミラノのリナシェンテデパート本店デザイン室、アルド・ヤコベル建築設計事務所に勤務する。

1975年にイタリアから日本に戻り、カザッポアンドアソシエイツ(Casappo&Associates)を設立する。

代表作

  • 1985年 ホテル安比グランド(安比高原スキー場)
  • 2001年 Apple Store1号店
  • 2004年 ニューヨーク近代美術館のインテリアデザイン
    谷口吉生と協働。
  • 2006年 ホテル新羅の改装
  • 2014年 虎ノ門ヒルズ 2階 オフィスロビー

出典・脚注

  • 『7人の商空間デザイン』(六耀社、1986年、ISBN 978-4897370521)
  • 『ニッポンをデザインした巨匠たち』(朝日新聞出版、2006年、ISBN 978-4022744029)

外部リンク

  • KANJI UEKI - オフィシャルWEBサイト

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