荒木神社(あらきじんじゃ)は、静岡県伊豆の国市原木(ばらき)にある神社。伊豆国の式内社の1つである。

概要

国道136号の「原木交差点」の東方に鎮座している。

創建不詳だが、式内社なので『延喜式神名帳』が作られた延長5年(927年)以前に遡る。

『伊豆国神階帳』では「従四位上 あらきの明神」と記されている。

江戸時代以前には、茨木神社(茨城神社)とも称されており、古地名に田方郡茨城郷もあることなどから、社名/地名の「荒木」「原木」は「茨木・茨城」からの転訛と考えられる。

また、流人時代の源頼朝が度々参詣に訪れ、鳥居前の木に馬の鞍を掛けていたという故事に因み、鞍掛神社(鞍掛明神)とも称されていた。

明治12年(1879年)に郷社に指定、明治40年(1907年)4月12日に神饌幣帛供進社に指定された。

10月の例大祭では、市内の他の神社と同じく三番叟が行われる。

祭神

  • 天津日子根命

境内

  • 神木の大楠
境内社
  • 貴船神社など

脚注

外部リンク

  • 荒木神社 - 静岡県神社庁

荒木神社~源頼朝と鞍掛明神:伊豆の国市~

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