金 慧成(キム・ヘソン、韓国語: 김혜성、1999年1月27日 - )は、大韓民国の京畿道高陽市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。ロサンゼルス・ドジャース所属。
経歴
ヒーローズ時代
東山高等学校から、2017年の2次ドラフト1巡目でネクセン・ヒーローズ(2019年よりキウム・ヒーローズ)に指名され入団。同年は6月28日の対NCダイノス戦(馬山総合運動場野球場)でKBO初出場を果たし、最終的に16試合に出場した。
2018年は5月3日のNC戦で李在學から一軍初本塁打を記録。その後、徐建昌の故障に伴い二塁手としての出場が増え、スタメンに定着した。最終的に136試合に出場して打率.270、5本塁打、33盗塁の成績を残し、同年の新人王候補にも挙げられたが、29本塁打を記録したKTウィズの姜白虎に及ばず得票数2位だった。
2019年は開幕より二塁と遊撃の両ポジションを兼任する形で起用された。前年同様にこの年も二塁のレギュラーだった徐が負傷した際には二塁手として起用され、徐の復帰後は主に遊撃手として起用された。
2020年5月30日の対KTウィズ戦(高尺スカイドーム)にてKBO史上26度目(24人目)のサイクル安打を記録。
2021年は朴炳鎬の後任としてチームの主将に選ばれた。シーズン中には東京オリンピック野球韓国代表に選出され、大会では4試合で「9番・二塁手」として先発出場した。同年は144試合に出場して打率.303、3本塁打を記録したほか、46盗塁を記録し盗塁王のタイトルを獲得した。
2022年は打率.318、4本塁打、48打点、34盗塁を記録。
2023年はリーグ3位となる打率.335、リーグ2位となる186安打、7本塁打、57打点、25盗塁という好成績を記録した。また9月から10月にかけて開催された第19回アジア競技大会の野球韓国代表に選ばれ金メダルを獲得。
2024年は127試合に出場し、打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁を記録。オフにMLB挑戦を目指してポスティングを申請。ロサンゼルス・ドジャース、シアトル・マリナーズ、ロサンゼルス・エンゼルス、シカゴ・カブスからオファーを受けた。
ドジャース時代
2025年1月3日、交渉期日にロサンゼルス・ドジャースと契約した。3年契約で総額1250万ドル(2028年と2029年については球団がオプション権を保有)。
詳細情報
年度別打撃成績
- 太字はリーグ最多
タイトル
- 盗塁王:1回(2021年)
表彰
- ゴールデングラブ賞:4回(2021年 - 2024年)
背番号
- 4(2017年 - 2019年途中)
- 3(2019年途中 - 2024年)
代表歴
- 第11回 BFA U-18アジア選手権大会韓国代表
- 2020年オリンピック野球韓国代表
- 2022年アジア競技大会韓国代表
- 2023 ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表
- 2023 アジア プロ野球チャンピオンシップ 韓国代表
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、Baseball-Reference (Register)
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